食事と注文の作法
卓上QR注文の手順、味付けの指定、チップやマナーの常識
出発前チェックリスト
※ 項目を押すと準備の進捗を記録できます(端末内に保存されます)。
席に着いたら、テーブルの端に貼られたQRコードをAlipayまたはWeChatでスキャンします。写真付きメニューが表示され、カートに追加してそのまま決済まで完結します。店員と話すことなく注文から退店まで済ませられる店が一般的です。
肉の骨や甲殻類の殻は、手元の小皿(骨碟)またはテーブルの上に敷かれた紙の上に直接出します。床に捨てるのはマナー違反ですが、テーブルの上に出すのは自然な所作です。また、日本と同様にご飯に箸を立てるのは不吉とされます。
【卓上QRコード注文(扫码点餐)の手順】中国の飲食店では、大衆食堂からチェーン店、カフェに至るまで、テーブルに貼られたQRコードをスマートフォンでスキャンして注文・精算を行う「扫码点餐」が広く定着しています。AlipayまたはWeChatのカメラで読み取ると専用ミニアプリが開き、写真付きメニューから料理を選んでそのままオンラインで支払いを完了します。店員を呼ぶ必要がなく、中国語が話せなくても写真と価格を見ながら落ち着いて注文できます。
【香菜(パクチー)抜きと辛さ調整の指定フレーズ】中国料理では麺類やスープ、前菜類に香菜(パクチー)があらかじめトッピングされていることが一般的です。苦手な方は注文ミニアプリの備考欄(备注)に入力するか、店員に画面を見せながらこう伝えてください: ・不要香菜(bù yào xiāng cài / ブーヤオ・シアンツァイ = パクチーを入れないでください) また、辛味のある料理で辛さを調整したい場合は次の指定が有効です: ・微辣(wēi là / ウェイラー = 少しだけ辛く・ピリ辛) ・不辣(bù là / ブーラー = 辛くしないでください) ・免辣(miǎn là / ミエンラー = 唐辛子を一切入れないでください)
【温かい「白湯(お湯)」の文化と冷たい水の頼み方】中国の食習慣では「冷たい生水は体を冷やして健康を損なう」という考え方が深く根付いており、食堂で無料提供されるお冷は「温かい白湯(温水または熱水)」や温かいお茶が標準です。冷たい水が欲しい場合は「有冰水吗?(yǒu bīng shuǐ ma / ヨウ・ビンスイ・マ? = 冷たい水はありますか?)」と確認するか、店頭の冷蔵ショーケースから冷えたペットボトル飲料を選んで注文するのが確実です。
【食べきれない時の持ち帰り(打包)作法】中国ではもてなしの文化から料理が一皿あたり多めの分量で提供されることが多々あります。残してしまった料理は、遠慮なく「打包(dǎ bāo / ダーバオ = 持ち帰りにしてください)」と店員に頼みましょう。1〜2元程度の容器代(打包盒)で密閉できるプラスチックパックと手提げ袋を用意してくれます。ホテルに持ち帰って夜食等として食べるのも一般的なスタイルです。