支払いの準備
QR決済の設定、手数料の境界線、カード・現金の使い分け
出発前チェックリスト
※ 項目を押すと準備の進捗を記録できます(端末内に保存されます)。
出発前のAlipay登録・カード連携 4ステップ
App StoreまたはGoogle PlayからAlipayを導入し、日本の携帯番号(+81)でSMS認証を行って登録します。
「Account」→「Bank Cards」からVISA、Mastercard、JCBなどの国際カード情報を追加します。
パスポートの顔写真ページを撮影し、氏名・旅券番号を入力して実名認証を申請。通常は数分で認証が完了します。
空港のコンビニや自動販売機で飲み物を1本買い、登録カードから正常に引き落とされるか確認しておきます。
二大決済アプリの比較(Alipay vs WeChat Pay)
| 項目 | Alipay (支付宝) | WeChat Pay (微信支付) |
|---|---|---|
| 登録のしやすさ | ◎ 日本の電話番号と旅券写真で即日完了 | ◯ 既存利用者の認証が必要な場合あり |
| 英語インターフェース | ◎ 画面の大部分が自然な英語に対応 | △ 決済画面のみ英語対応 |
| 付帯ミニアプリ | ◎ 高鉄予約・DiDi配車・地下鉄・シェア自転車を網羅 | ◯ 店舗ごとの注文プログラム・連絡用に便利 |
| おすすめの運用 | 旅行者の基本メイン決済手段として推奨 | 現地知人との連絡・割り勘やサブ決済用 |
※ 日本発行クレジットカードを連携する場合
1回の決済額が200元を超えると、アプリ側で一律3%の手数料が加算されます。例えばスーパーや書店で合計が350元程度になる場合は、店員に「分開結算(会計を分けてください)」と伝えて2回に分けて決済すると手数料を抑えられます。
法律上、人民元紙幣の受取拒否は禁止されていますが、小規模店舗やタクシーでは釣銭を用意していないことがあります。アプリの通信障害やカードのセキュリティ停止に備え、手元に200〜500元程度の現金を携行しておくのが賢明です。
【Alipay(支付宝)の導入とカード連携】中国では日常の買い物からタクシー、地下鉄、観光地の入場券に至るまで、二次元コード決済(QRコード決済)が標準的な決済手段です。日本人旅行者にとって最も導入しやすいのが「Alipay(支付宝)」です。日本の携帯電話番号(+81)でアカウントを開設し、日本のクレジットカード(VISA、Mastercard、JCB等)を連携させることで、中国国内の銀行口座がなくても店舗での支払いが可能になります。渡航前にパスポート情報を入力して本人確認(実名認証)まで済ませておきましょう。
【「200元ルール」と決済手数料】日本のクレジットカードを連携させたAlipay決済では、1回の決済金額が200元(約4,200円)以下の場合はカード決済手数料が免除(0%)されます。1回あたり200元を超える決済には3%の手数料が加算されます。レストランやスーパー等で合計が200元を超える場合、店舗側に事情を説明して複数回に分けて会計してもらう(中国語:分开结账)ことで手数料負担を抑えることができます。
【WeChat Pay(微信支付)の予備設定】基本的にはAlipayで大半の支払いがカバーできますが、一部の個人商店や観光施設の予約ミニアプリ等で「微信支付のみ対応」となっているケースがあります。WeChatにも同様に日本のカードを連携しておけば、片方の決済でネットワークエラーやカード会社の一時セキュリティ検知による保留が起きた際にも慌てずに対応できます。
【現金の通用状況と小額紙幣の準備】中国の法律上、人民元現金の受け取り拒否は禁止されていますが、キャッシュレス化が徹底された結果、個人商店や個人タクシーでは釣り銭(零銭)を用意していないケースが珍しくありません。100元札や50元札は釣り銭不足で受け取ってもらえないことがあるため、現金を両替して携行する場合は10元札や20元札などの小額紙幣を100〜200元程度手元に置いておくのが安心です。