金飾と玉牌

300点余りの金器が出土している。この量と種類は中国同時期の遺跡と比べ最も多く、金箔と金片を主とし、金冠帯・金面具・太陽神鳥金飾・箱形器・喇叭形器・几字形器・蛙形器・魚形器・蝉形器及び大量の残片が発見されている。そのうち14個のサンプルの成分分析によれば、金器は主に金、銀、銅の3つの元素で構成されていて、全ての金含有量は80%を超えていた。そのうち、「太陽神鳥金飾」の金含有量が最も高く94、2・%に達している。玉器の中で、特に気になった出土物
がある。それはとても小さくて薄い「陽刻昆虫紋玉牌」というものなのだが、羽ばたく昆虫のような紋様が見えるだろう。なぜこれが気になったのかといえば、紋様と技術なのである。このような紋様を施す場合、多くは線で彫るだけの陰刻の技術が使われるのだが、この紋様の線は浮き上がっているのがわか
