福州市

福建省東部沿岸地域、福州市閩侯県甘蔗街道曇石村の北西に位置し、小高い丘の上にある「曇石山遺跡」は、中国東南沿岸部で最初に命名され、福建で最初に確認された考古学的文化の遺跡。秦王朝以前の、閩越と台湾両岸の海洋文化の源流とされ、2021年月、中国近代考古学百周年を迎えるにあたり、曇石山遺跡は福建から唯一「百年百大考古発見」に選出された。1954年に発見されてから現在まで、約100基の墓や貝塚・陶窯・壕構・灰抗・祭祀抗・かまど・柱穴などの遺構が見つかり、石器・骨器・角器・牙器・貝器・陶器・玉器・原始青磁などの貴重な遺物が出土している。中でも新石器時代の文化的特徴は地域独自の特色を持っていて、これは考古学界で「曇石山文化」と命名されている。この曇石山文化は主に、閩江下流域から福建東部沿岸地域に広がっていく。今から約5000年前、曇石山文化の先人たちは閩江下流域を中心に、森を切り開き海辺で貝を採集し、山で狩猟しながら農耕や牧畜を行い、陶器を作って織物を紡いだ。彼らは閩越の人たちの文化的血統を築き上げ、さらには海を越えた台湾との交流を持ちながら、南島語族の重要な起源の一つになっている。

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