楽山ってこんなところ
省都である成都からも、多くの人々が休日に楽山を訪ねるその理由は…美食です。「食在四川、味在楽山」という言葉の通り、楽山は四川省で一番の美食が集まる場所として知られており、特に近年ではSNSなどを通して中国全土から注目されている都市です。四川料理と言えば激辛、麻辣を想像する人も多いと思いますが、楽山現地では上記の味付けに加え、素材の味を活かした味付けの美食も多く、四川省は辛い料理だけというステレオタイプから脱却することができます。昨今の観光客増加に伴い、楽山市内では様々な飲食店誘致民宿やホテルなどの拡充、観光ストリートの建て直しなど積極的に力を入れています。
「翘脚牛肉火鍋」は、「跷脚牛肉」から進化して出来た料理です。内臓を上手に使い、スープは澄んでいてコク深く、牛肉と牛モツは柔らかくて、薬膳効果もあります。1930年に老中医の羅さんが蘇稽で薬を煮込み、牛モツを加えたところ、スープが香り豊かになり、防病治病の効果がありました。中医の「以脏补脏」の原理で、薬膳効果を高めたようです。楽山の料理人は大棗・枸杞・当帰などの漢方食材を加えて味を整えます。食客はまずスープを飲み、その後、牛肉・牛モツ・野菜を煮込んでチリパウダーをかけて食べると絶品です。