連載

カフェテラスで漢詩を

カフェテラスで漢詩を 掲載写真
カフェテラスで漢詩を

晩秋の冷ややかな雨が、長江のかなたから降り始め、夜になるとこの呉の地まで包み込んでしまった。明

けがたまで送別の酒を飲みかわし、やがて君が去って行くと、周りの楚の山々もすっかり寂しげだ。辛漸君よ、君が無事に洛陽に着いて、わが親族、友人たちに私の安否を尋ねられたら、こう答えてくれないか。「清らかで澄んだ心が、玉の壺の中にしっかりと残っている」、と。作者の王昌齢(六九八~七五七)は、盛唐の詩人。七言絶句にすぐれ、李白と並び称された。「辺塞詩」を

カフェテラスで漢詩を 写真 1
誌面実写記録(P.8385

この記事でたどった場所

都市地図で見る →

同じ号の記事一覧

目次へ →