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茶旅するー久しぶりに台湾の茶産地と歴史を巡る

茶旅するー久しぶりに台湾の茶産地と歴史を巡る 掲載写真
茶旅するー久しぶりに台湾の茶産地と歴史を巡る

阿里山に初めて登ったのは2002年。茶旅を始めてすぐの頃だった。そこから毎年のように嘉義からバスに乗って石棹を目指したのが懐かしい。だが2000年代の半ばには、中国人団体観光客が大量に押し寄せるようになり、それに伴い従来の静かな山間地が急に観光地化していき、足が遠のいてしまった。2010年代には「台湾高山茶の歴史」を調べるに当たり、阿里山、梅山を訪ねているが、その際も石棹は梅山ルート、阿里山公路ルートのどちらから見ても、それほど早く茶が植えられていないと判断して、ほんの一瞬寄っただけだった。今回は嘉義駅からのバスではなく、高鐵嘉義駅発のバスに初めて乗った。台湾好行という観光用バスで、従来のバスと比べるときれいで、しかも速い。これなら観光客も簡単に阿里山に登っていける。2002年はスマホなどの位置情報もなく、自分がどこで降りればいいか、相当緊張したものだが、今ではそんな心配もなく、時刻表通1り時間半弱で、石棹まで行けた。今回お世話になった林芳製茶の林東立さんの案内で、裏にある茶園を見学する。左に金萱、右に青心烏龍品種がきれいに植わる茶園を登ると、石棹を一望できる。近所は林一族で占められており、最新の茶工場ではちょうど製茶が行われ、いい香りがしていた。石棹で最初に茶を植えたのは、この林一族4の人だったらしい。1979年というから、梅山より少し遅いが、確かに早く、阿里山の中でももっと早く茶業が始

まった可能性もある。その一人という林さんのお父さんにもお会いして少し話を聞く。全く茶業に縁がなかったので、大変だったという。

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誌面実写記録(P.8691
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