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古い街並みで味わう北京グルメ

古い街並みで味わう北京グルメ 掲載写真
古い街並みで味わう北京グルメ

故宮から2キロほど東の「禄米倉胡同」という路地にある。禄米倉という名は、明代に米を貯蔵していた倉が由来。明から清の時代にかけて、この界隈には朝廷の食糧を貯蔵する倉が最も多い時でカ所もあったが、今今でではこの「福禄米行」と非公開の倉庫の二二カカ所所のみしか現存していない。店内には昔の様々な調理器具や米、油油ななどどがが至るところに置かれ、壁には凧、福の字、対聯(対句を書いた掛け物)などが飾られており、素朴で温かみのある雰囲気だ。店で提供される料理や飲み物には、湖南省の洞庭湖や北京西南部の房山区長溝鎮で生産された米が原料に使われている。写真は店の看板メニュー「米露拿鉄(米のカフェラテ)」と「桂花米䊏(キンモクセイとモチ米を使ったお菓子)」。店内の棚には、内モンゴルの白米、黒竜江省のもち米、雲南省の紫米、湖南省の紅米など、全国の様々な品種の米が展示されているほか、自由に手に取って読むことのできる本の閲覧コーナーや、米の脱穀を体験できる脱穀機もある。

創業一九一五年で、年の歴史を持つ老舗茶館。店名の「来今雨」は、唐代の詩人・杜甫の「秋述」の一節で、新しい友人が集うという意味が込められている。天安門の西側、故宮そばの中山公園内にあるこの老舗茶館は、テーブル席が卓しかなく、行列必須の人気店だ。店の名物料理は、魯迅が好んでよく食べたという「冬菜包子(からし菜肉まん)」。具には3年以上漬けた四川省南充産のからし菜が使われている。その他、色とりどりの季節の野菜の浅漬けや「豌豆黄」というエンドウ豆の羊羹のような茶菓子がセットについてくる。

古い街並みで味わう北京グルメ 写真 1
誌面実写記録(P.8497
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