海南省楽園で夢の休日

海口は海南島北部にある、瓊州海峡に面した海南省の政治・経済の中心地です。観光都市としての派手さはなく、どこか素朴で、生活の気配が色濃く残る街です。市内の「騎楼老街」は、中西折衷の建築が並ぶ歴史ある通り。アーケードのある建物や百葉窓、古い看板が今も残り、歩くだけで過去と現在が交差するような感覚になります。屋台では揚げたての蝦餅(エビ餅)や炭火で煮た甘蔗湯(サトウキビジュース)が人気。これが、甘さの中に生姜の辛味が効いていて、さっぱりした喉越しがクセになります。「シャコウ茶(鶺鴒茶)」は地元の薬草を煮出した伝統的な涼茶で、ほろ苦く、飲んだ後はすっきり。暑さの厳しい海南の気候にぴったりの健康茶です。街角の屋台では今でも煮出して売る姿が見られます。老街の近くには「海口非物質文化遺産展示館」もあり、黎錦、椰子彫刻、草編みなどを展示。体験プログラムもあり、工芸に興味がある方にもおすすめです。おしゃれなカフェや茶館、書店があって、とても落ち着いた街なので穏やかに過ごしたい人に最適です。
海南には、黎族や苗族といった少数民族が今も暮らしており、言語や衣装、住居などにその伝統が息づいています。織物や工芸の一部は国家級の無形文化遺産として登録され、地域文化の厚みを今に伝えています。また、ココナッツ、胡椒、果物、家畜、海鮮など、熱帯ならではの豊かな食材に恵まれ、海南料理はその素材の持ち味を生かした、やさしくも香り高い味わいが魅力。あっさりとしながら、火加減や調味料の工夫によって奥深い風味が引き出されます。海と山の恵みが調和した、この土地ならではの食文化が広がっています。に来てね〜

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